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【映画鑑賞レビュー】 サマーウォーズを見てきました。

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8月1日公開のアニメ映画、サマーウォーズを観てきました。
時をかける少女の監督細田守が描く、ネットワーク上の架空都市、OZのポップな世界観が特徴的でした。
※レビューにはネタバレを含みます。

レビューは以下から。




■映画「サマーウォーズ」公式サイト
http://s-wars.jp/index.html



■ストーリー
「時をかける少女」の細田守監督が、同作に続いて脚本・奥寺佐渡子、キャラクターデザイン・貞本義行とともに描くオリジナル長編アニメーション。数学が得意だが気弱な高校2年生の健二は、憧れの先輩・夏希に頼まれ、夏休みの間、彼女の実家で夏希のフィアンセとして過ごすことに。そんな時、健二はネット上の仮想空間OZで起きた事件に巻き込まれ、その影響が現実世界にも波及。夏希の一家ともども、世界の危機に立ち向かう。



映画としては非常に楽しめた作品でした。時をかける少女が好きだったので、今回もあのような青臭い?というかバリバリの青春モノなのかと思っていましたが、そうではないんですね。

大まかなストーリーは上記の通りなのですが、詳しく解説すると、サマーウォーズの世界観において、OZ(オズ)というネットワーク上の架空都市があって、そこでは現実世界と同じように、買い物や公共料金の支払いなどの電子決済もでき、ゲームもでき、OZ内にオフィスまであり、OZ内で仕事をする人さえもいるという設定で、10億人?とやらがOZを利用しているそうです。
OZにはPCからのネット接続や、携帯、ゲーム機を初めとして一般電話機などからでもアクセス可能で、生活に浸透していますが、OZ内だけで生活が完結するという世界ではないようで、現実世界は現実世界で、現代と同じような世界が広がっています。

OZ内の様子
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そのOZに人工知能を搭載したアバターが侵入してOZ内をハックしだし、人のアバターを奪い始めます。
OZのアバターには、現実世界の人間とほぼ同じことができる権限を持っており、例えばアメリカ大統領のアバターを奪ってしまえば核発射もできてしまうということで大騒ぎ。
水道局の局員のアバターが奪われ、現実世界の水道管の制御が利かなくなったり、OZ内での混乱と現実世界とがリンクしだします。
そんなOZでの混乱を止めるべく、ヒロインのフィアンセ役として彼女の実家に来ていた主人公の健二と、田舎の大家族が立ち上がります。
健二は数学が得意で、管理パスを計算で導き出したりして大活躍。

敏速のAIのアバターと戦うべく、こちらのネット環境も敏速にすべく整備するのですが、
電気屋のおじさんが大学の研究室に納品する予定だったスパコンを拝借してきたり、漁師のおじさんの船から高出力の電源をひっぱってきたり、自衛隊のおじさんがパラボラアンテナ搭載車をもってきたりするわけです。笑

「液晶だと応答速度が…HDのブラウン管モニタってある?」ってセリフに笑いました。
しかもあるんだってよ。電気屋に。笑
普通日本じゃ業務用を除き売ってないですよね。

サーバーが熱暴走したりして負けそうになるも、笑
大家族の力により何とか勝利するわけです。


いっけー!!!
TKY200907310308.jpg



ネットワーク上の出来事を映像化したものというのは、どちらかというとダークでシリアスな作風なものが多いのですが、この映画は非常にポップに仕上がっているんですね。
そういう系の映画って、政府の施設やサーバーセンターが舞台だったり、そもそも作品そのものがサスペンスだったりするので重くなりがちです。
この映画は、OZという架空都市が完全にもうひとつの世界として描かれており、その描き方が、ネットワークさを感じさせないものですし、SNSを3Dで可視化したようなものなので、人とネットが生活に密着してるという点で、さりげなさを感じるのかもしれないです。

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作画も、「時をかける少女」から引き継がれた、人物の影を一切描かない手法により、人物の動きを特に際立たせています。
家族の食事シーンなどでは、20名以上の登場人物がそれぞれに細やかな動きをしていて、それを見ているだけでも迫力があります。
人の動きは、一枚一枚描いたのでしょうか。アニメーターの方、本当にお疲れ様です。。。尊敬します。
一方の背景画は、しっかりと描きこまれていますがやはり人物に注目がいくので見逃してしまうようなことも多かったですが、一つ一つのアイテムが丁寧に描きこまれていて、なんというか、昔なつかしの田舎っぽさを思い出したような気になれます。


一切の影を排除された作画のキャラクター
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という、アニメらしいといえばアニメらしい映画ですが、しかし今までに無いようなアニメ映画でした。

ちょっと残念だったのは、OZ内の映像の解像度が低く感じたことでした。
AIにより奪われた数億のアバターがヌルヌルと一斉に動くサマは圧倒なのですが、どうも観ていて解像度が甘い気がしました。やはり処理速度の関係で720pでの製作なのでしょうか。。。
新宿バルト9のシアター9でフィルム上映だったのですが、映写機のピントというわけでもないようで。
うーん。



しかしSNSをやってる人や、ネットをある程度かじっている人はもちろん、老若男女楽しめる映画だと思います。

サマーウォーズ、まだまだ劇場にて公開中ですので、まだ未見の人は是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?
ほとんどネタバレしてしまいましたがね…笑


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プロフィール

根本ヒサシ

Author:根本ヒサシ

映像技術を勉強中の学生。
日本大学芸術学部の映画学科在籍。
コツコツとチマチマとやっています。

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学生ドキュメンタリ映画
『911の子どもたちへ』 撮影
http://911children.com/


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