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【映画鑑賞レビュー】 S・ソダーバーグ監督 チェゲバラ2部作

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先日早稲田松竹で見た、スティーブン・ソダーバーグ監督の「チェ 28歳の革命」、「チェ 39歳 別れの手紙」のレビューです。
早稲田松竹の記事は、以前書きましたので合わせてご覧ください。
【映画館レビュー】 高田馬場の名画座、早稲田松竹に行ってきました。


レビューは以下から。



『チェ 28歳の革命』は、元々長編だった『チェ』を、二部作に分けた内の前編で、革命家チェ・ゲバラが、フィデル・カストロと共にキューバ革命を成功に導くまでを描いている。
『チェ 39歳 別れの手紙』は、元々長編だった『チェ』を二部作に分けた内の後編で、革命家チェ・ゲバラがキューバ革命後、再び革命に走り、ボリビアでの革命を先導しながらも敗北し、処刑されるまでを描いている。(ウィキペディアより)





チェゲバラの生涯を描いた映画なのですが、徹底したリアリズムで描いているからだと思うのですが、本当に起きたことだけを映像化していて、脚色も一切ない映画なのだろうと思います。
そこには映画らしいドラマチックな演出も展開もなく、平坦であります。
正直僕としては映画としては退屈なほうの映画だと思いました。
ただ、徹底したリアリズムの映画なので、チェゲバラという人物を脚色なしにリアルに感じ取ることができました。とにかくリアルでした。
チェゲバラが生きた軌跡を、生き様を、ほぼ、そのまま見れる映画だと思います。



また、この映画は4K画質で記録できる、あの巷で話題のデジタルシネマカメラ、RED ONEを使って撮影した映画です。
僕が今回見たのはDLPではなくフィルム上映でした。
REDで撮影した映画を見るのは初めてだったので、ちょっと期待して見てみたのですが、うーん。

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RED ONE



ディティールはものすごく細やかです。すばらしいくらいです。しかし細やか過ぎるくらいで、むしろ気持ち悪かったです。集中して見れなかった…
森の中の木々の動きなど、画面内のの一つ一つが細やか過ぎて、何か、映画を見ている感覚で見れませんでした。
生々しいというか、映画としての見方で?見れなくなるという感じでした。表現が難しいです。
画面の鮮明さを目指してきたデジタルシネマが、鮮明すぎて不自然というのは何とも皮肉…


普段、映画館で上映するような洋画は、何世代目かのデュープネガが日本に送られてきて、字幕を焼き付けて、何本も上映用ポジをプリントする、という形だと思います。
なので、普段僕が映画館で見ている映画は若干ディティールが甘くなっている可能性があり、僕がそれに慣れすぎているってだけなのかもしれないのですが…
デジタル撮影だと、データから直接何本もプリントできるので、ディティールが綺麗なのでしょう。4Kデータから焼いたのだとすると尚更。
フィルム上映ではなく、DLPで見たらこれはまた印象が違うのでしょうけど。
ちょっとこのあたりは憶測で書いていますので、詳しい方いましたらコメント頂けるとうれしいです。。。



また、色も何だか不自然な印象を受けました。
全体的にブルー寄りな絵が多く、木々の緑が印象的なカラーでしたが、それがどうも、何か不自然なような。
映画っぽい色のビデオ、全体的にそのように感じました。
また、所々にインサートとしてモノクロのシーンが挿入されるのですが、今まで見たこともないようなモノクロ映像に仕上がっていました。これは逆に新鮮でした。



カメラワークは、手持ちが多用されていて臨場感がうまく出ていてよかったです。
が、REDはCMOSセンサーを使っているのですが、CMOSセンサーを使っているカメラは、カメラを激しく動かしたりすると画面がゼリーのようにぐにゃぐにゃになる動体歪みという現象が起きます。
CCDとは異なり、順次読み出し(ローリングシャッター)であることに起因しているようです。つまりは、先に読み出したコマ上部と、あとに読み出した下部でひずみが発生するわけです。

そのためか映画内では、大きくカメラを振ったりするシーンがほとんどなかったかのように思えます。
動体歪みを避けるためにカメラワークが制限されたとするともったいないですね。
演出でそのようなカメラワークにしているんだったら、すいません…グダグダと屁理屈言って。笑




と、何だか批判ばっかりなレビューとなってしまいましたが、実際にはいい映画と思います。笑
ちょっと僕も知識が浅はかなところがあるのであまりズバリとは言いたくないんですけど…
気にしだしたら止まらないもので。笑


RED ONEというカメラは、間違いなく今後の映画界を変えるカメラだと思いますし、しかし今はそのポテンシャルを完全に使いきれていないというか、あるいは把握してる人がいないというか。
後継機である、EPICも近々出るみたいですし、進化しているカメラですので、今後に大いに期待したいです。

この映画DVDで、もう発売されていると思いますので、気になられた方がいましたら見てみてはどうでしょうか。




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根本ヒサシ

Author:根本ヒサシ

映像技術を勉強中の学生。
日本大学芸術学部の映画学科在籍。
コツコツとチマチマとやっています。

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学生ドキュメンタリ映画
『911の子どもたちへ』 撮影
http://911children.com/


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