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「LITTLE TOKYO 」 ミニチュア風TOKYO周遊ムービーがすごい

僕の友人が2009年に作った動画をウェブにあげていたので紹介します。
「little tokyo」というタイトルの作品。まずはご覧ください。全画面推奨です。

little tokyo[vimeo]



いや、この動画を初めて見たときは驚きました。
そして何か悔しかった。あーやられたなぁと。
そして大好きなんです。この作品。

ミニチュア風の映像は今までに数多く撮られていますよね。
ちなみにこのような効果を「ティルトシフト効果」なんて言います。
ただ、何か今までの映像と違う新鮮味、感じませんでした?
この動画が一味違って感じたのは、移動撮影のティルトシフト映像だからではないかと思います。


従来のミニチュア風映像って、高所から定点、というのがお決まりでした。
高い所から撮らないと、仮にエフェクトをいくら弄ってもミニチュアっぽくならないそうです。
高い所から撮るという常識みたいなのがあり、そうなると必然的にフィックスになるんですよね。
そんな、ティルトシフト映像の常識をぶっ壊したと思うんですよ。それもいい意味で。


この動画、気になるのは撮影方法ですよね。
うちの学校の学祭でこの動画を流した際、「どうやって撮ったんだろう?」なんて声が聞こえました。
確かに、公道であんな高さから普通撮影できませんよね。
今回は友人の作品ですので、ちょっと軽く聞いてみました。


カメラはCanon XH-A1
撮影時に被写界深度を浅くするとか、そのようなことは一切せずすべてエフェクトで処理をしているそうです。
ちなみにApple Final Cut Proで編集をし、エフェクトはMotionでやったそうです。
カメラは三脚に据えて置いておいただけと。
で、どうやってあんな高さから撮ったのかというと、SKY BUS TOKYOの二階席から撮ったようです。

ちなみにSKY BUS TOKYOとは、東京の名所を回るバスです。
こんな感じの車体です。画像出典:ウィキペディア
800px-Hinomaru_OP-03_skybus-tokyo_birdview.jpg

このバスの二階席から撮影することにより、高い所から撮影することを可能にして、東京の名所を回る走行ルートなものだから、同時に美しい東京の町並みも映像に収められる。と。
よく思いついたものです。
いやー、やっぱりこの作品すごいですよ。


音楽を担当したのは、これまた僕の友人。
↓が彼のMySpeceなので、よかったら他の音楽も聞いてみてください。
http://www.myspace.com/giraudrappeneau


この音楽がまたいいんだな。
映像とぴったり息を合わせていて、素晴らしいコラボレーションです。

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卒業制作日記 その0 日記付け始めます!

R9041592.jpg

今年度で大学卒業で卒業制作を作るということで、制作日報というか、記録を付けていきたいと思います。
思えばもう3年も大学で過ごしてしまいました。3年で成長できたのだろうか?なんて最近思います。
今までの大学生活の成果が作品にも出てくると思いますので、全力で頑張って行きたいと思います。


卒業制作は劇映画を撮ります。一緒に組む監督ももう決まり、打ち合わせをぼちぼちしていたりします。
フィルム撮影ではなく、デジタル撮影になる予定です。
最低でも、今流行のSuper35サイズの撮像素子のカメラは使いたいですね。
学校にはSony F3やPanasonic AG-AF105、ALEXAなどが今年導入されたそう。
使用カメラの選定は慎重にしたいです。

長くて短い、大学最後の一年になると思いますが、頑張りたいと思います。
ブログをご覧の方々も、陰ながら応援よろしくお願いいたします!


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大学一年のときに制作した幕張新都心のドキュメンタリ作品

大学一年の課題で作ったドキュメンタリ作品です。
海浜幕張の未利用地をテーマにしました。
YouTubeで720pでご覧頂けますが、書き出しを720pにしただけの似非720pであることをご了承ください。
miniDVでのSD制作作品です。

幕張新都心~取り残された夢の跡~


ナレーションも僕が入れています。噛み噛みなのはご愛嬌。昔から滑舌が悪いんです。
ただ昔の作品なんで、内容とか構成に関しては特にコメントしません。
ちなみに幕張新都心の未利用地に関しては製作時より進展があり、より多くの土地の活用が決まっております。
大学一年の時に撮った街も、この3年で着実に成長し続けているんですね。
対して僕はこの街と同じように、この3年で成長できたのだろうか?


この作品、長らく埋もれていましたが、今さら復刻。
過去は振り返るな、なんて言いますが、僕の考えだと初心に還ることは大切かなと。
Windows PCを使用していた時代のもので、編集も当時使っていたプレミアエレメンツ。
しかしWindows内の映像をすべて削除という暴挙を犯してしまっていたので、Final Cutで復元してみました。
完パケ映像すら無かったんですね…
映像データは無いものの、編集データは残っていたので、そのタイムコードを元にチマチマと。
幸いにも友人に渡していた完成品の映像データを頂けましたので、それを見ながら何とか元通りにできました。





ああ、しかし新しい作品を作らねば。
せっかくブログやってることですし、近々、卒業制作日記を書き始めようと思ってます。


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映画はなぜ長らく24コマだったのか考えてみる。

James_Cameron_48fps.jpg

3Dでの頭痛を解消 アバター2&3の映像はもっとすごいことになる! ジェームズ・キャメロン監督、映像革命を宣言

ジェームズ・キャメロン監督が、アバターの次回作を48コマ、もしくはそれ以上で撮影すると発表しました。
このニュースは各地で話題になっているようで、それだけ注目度の高いニュースなのだと思います。
映画=24コマという、長らくの映画史を変えてしまうほどの大ニュースではないでしょうか。
しかし映画=24コマという常識は、誰がいつ決めたのでしょうか?疑問ですよね。
それで今回、映画と24コマの関係について、ちょっと考えてみました。






■そもそも何故映画は24fpsなのだろうか?
cinematographe2.jpg

そもそも映画は何で24コマなんだろうというところから振り返ってみました。
ちなみにfpsとは、フレーム・パー・セコンドの略で、フレーム/秒という意味です。一応。
初期の無声映画などは16コマで撮影されていましたが、それがいつの間にか24コマに。
無声映画が16コマだったのは、16コマが動画として見られる限界であったからだそう。

無声映画からトーキーになって、音声トラックがフィルム端に付くようになりましたね。
16コマだと音がギクシャクしてしまうため、コマ数を上げる必要があったためだそうです。
どうやらフィルムが低速度だと高音部が出ないようです。
わかりやすい例えですと、磨りガラスをゆーっくり擦ると「ギィー」ですが、素早く擦ると「キィー」。
これと同じことのようです。


しかし音質向上なら60fpsにでも上げればいい気がしますよね。ついでに映像もなめらかになります。
しかしコマ数を上げるということは、映画製作者に多くの問題をもたらします。
コマ数を上げたときの問題点をいくつか挙げてみます。

  • 多くフィルムを回すことになるので、フィルムコストが上がる。
  • シャッタースピードもあがるため露出が暗くなり、露出補正が必要。
  • モーターの駆動音がうるさくなり、同時録音する際、カメラノイズが入り易くなる。

このように、コマ数を上げればいいというワケではなく、同時に現実的な問題を対処する必要がありました。
なるべくコマ数は上げたくない、ただ、なるべく音は良くしたい、なめらかな映像にしたい。
これらの中庸をとって、24コマという規格が生まれたのではないでしょうか。
フレームレートを下げられるギリギリまで攻めぎ合い、24コマになったと。





■24fpsが未だに残っているのは何故か?
sony-sxrd-4k-srx-t420.jpg

このように映画=24コマという規格が生まれました。
映画=24コマというのは現代まで受け継がれており、未だに24コマで映写するのが常識です。
しかし疑問なのは、なぜデジタルで24コマ上映をするかということです。
フィルム上映の場合、もし仮に30コマで撮影&上映しようとしても、撮影機は30コマで撮影できたとして、映写機は恐らく改造しない限り30コマで上映できないです。
しかしDLPのデジタル上映でしたら、映写機のファームウェアアップデートでもしたらコマ数を上げての上映も可能になるでしょう。
映画業界はなぜそこまで24という数字にこだわるのでしょうか?

それは、刷り込みという言葉が説明してくれるのではないかと思います。





■映画=24コマという刷り込み
wasesyogekijonai.jpg

よくわからないですが、とりあえず24コマで撮ると映画っぽくなるんですよね。
僕は高校時代から映像制作を始めましたが、当時使ってたカメラはソニーのハンディカム。
当然24コマで撮影する機能なんてありません。
なんでこんなにテレビっぽい絵しか撮れないんだろうと悩まされた覚えがあります。

その後少々映像技術を研究し、どうやら「24コマで撮ればそれっぽくなる」ようだと知りました。
で、大学入学後すぐに24p撮影が可能なDVX-100Aを購入。
確かにDVXで24コマで撮影した映像は確かに映画っぽくなりました。


もう一つ例を。最近、「倍速表示」とかいう液晶テレビやプラズマテレビが家電量販店に並んでいます。
擬似的にコマ数を増やし、映画をデモ展示していますが、ヌルヌル動いて違和感があるんですよ。
どうも映画素材を倍速パネルで見ると、映像が急に現実味を帯びて冷めるというか…なんと言うか…
しかしこれはなぜか?24コマってのは魔法なのか?



それは映画=24コマと我々が刷り込まれているからではないかと考えます。
24コマが「映画っぽく」感じるのは、映画を24コマでしか見ていなからではないでしょうか。


鳥類の刷り込みは有名ですね。ヒナの時代に人間が飼育したら、人間を親と認識しちゃうアレです。
映画でもその現象が起きているのでは、という仮説です。
無意識のうちに映画は24コマという、テレビの30コマでは決して感じることのない、少々ぎこちない映像により綴られることにより、我々は「ああ、映画だ。」という安心感を得ているのではないかということです。
もし、仮に映画のコマ数の規格が16コマのままであったら、16コマの状態が「映画っぽく」感じていて、24コマの状態は「違和感を覚える」ようなものになっていたのではないでしょうか。
24コマという安心感」を得るため、今でも24コマ=映画という前提が崩れないんであろうと思います。





■アバターの次回作の48fpsで何が変わるか
img_876532_57299261_0.jpg

ここで話を最初に戻します。アバターの48fpsのお話です。
アバターの第一作は3D映画で、従来の映画と同じように24コマで撮影されました。
しかし、3Dは24コマを「違和感」としてしまうという本末転倒な結果になってしまいました。
3Dにより、映画への没入感満点であるのに、24コマが「映画らしさの安心感」とならず仇とななってしまい、ミョーなカクカク感により気分が悪くなる人が出てしまったりしたということです。

アバターの3D処理は綺麗で、特に気持ち悪くなったりはしなかったのですが、少々カクついてるのは認識できて、もしかすると、それが「映画と観客とが距離を感じるという構図」になっているかも、というのはアバターを見て思いました。
確かに、3Dへの没入感にも関わらず、その「映画と観客の距離」がファクターとなり、違和感を感じる人もいてもおかしくないです。


そこでキャメロン監督は次回作は48コマで撮ろうということですね。
3Dにおいては24コマを捨てたことは正解かもしれない。
映画って映画を見る人が距離感を感じたらそこで負けなんだと思います。
カメラワークでよくいうのが、「観客が『いい絵だね』と言ったら物語に没入していない証拠だからカメラワーク的には失敗」ということ。
技術を改善して、没入感をさらに極められるなら、魔法の24コマにこだわる必要もないんでしょう。
さらに、キャメロン監督は48~60fpsで撮影すると言っています。
劇中でフレームレートが変わるということなのでしょうか?
これも新たな映像表現の一つとなるのでしょうか。

48コマという映像は、今まで体験したことないのでわからないですが、新たな映像表現として期待して、ワクワクして待っているしかないでしょう。

ただ今後、2D映画においても24コマ以上が採用されることはないとは言えないですよね。
それが一般化したら、未来人には24コマが「古くさいもの」として認識されるかもしれません。
映画の歴史が始まって120年足らず。まだまだ黎明期なんだと思います。
映画の技術は、変化がゆるやかなだけで意外と流動的なものなのかもしれない。






余談ですが、アバターの新作をどのカメラで撮るのか気になります。
アバターの一作目で使ったカメラは、Sony HDC-F950の改造品だそうです。
F950は最大60p撮影ができて、RGB4:4:4収録も可能と申し分ないカメラなのですが、ちょっと古いカメラ
発売から7~8年くらい経ってると思います。新しいカメラに変えるのでは?と個人的に感じます。

Redone?
ALEXA?
F35?
それともSONYが現在開発中のSuper35サイズの受光部を備えた4Kカメラ?


キャメロン監督は毎回新技術を投入してくるので機材大好きな僕は尊敬する監督の一人です。
2Dから変換して公開されるという「タイタニック3D」も、実は地味に楽しみだったりします…



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GOOD'P & Toul Rollの『STEALTH 』PV

大学の先輩がPVの撮影を担当したと連絡を頂いたので紹介します。

【PV】GOOD'P & Toul Roll /STEALTH



こちらはGOOD'P & Toul Rollというアーティストで、「STEALTH」という曲。
今年からメジャーデビューするそうです。


撮影は今年大学を卒業した、僕の先輩である末松祐紀カメラマン。
せっかく先輩が撮影をやったので、撮影に関して技術的なことを聞いてみました。


カメラはCanon 7D。レンズは付属のものだとのことですので、18mm–200mmのレンズですかね。
この作品ではライティングを一切していなく、三脚とドリーしか使っていない撮影。
感度がいいカメラが多くなってきたゆえ、ノーライトでも全然余裕で撮れるわけですね。
スローモーションの箇所は60pで撮影し、2.5倍スローに。シャッタースピードは1/320。
絞りは全編でF5.6に統一し、露出はISOを調整することでとっているとのこと。


ポスプロでColorを使用、被写体にコントラストを付け、暗部の色味を抜いそうです。
また、全体的にY-R寄りにして夕方らしさにしてます。
で、上下にレターボックスを入れ、シネスコにしていますね。



いやー、にしてもカッコいいですね。
望遠を多用した撮影で、圧縮効果によるボケ足が美しいです。
僕もPV撮った事ありますが、カット割りが難しいんですよね。
テンポよく繋げるためには編集頼みのところもあったり。
でもPVって絵で遊べたり、前衛的な挑戦もできたり面白いもので。
PVの撮影、機会あればもう一回くらいやってみたいなぁ。


もう一本、末松先輩が撮ったミュージックビデオを紹介してもらいましたので、こちらも併せて掲載します。

【PV】フリスビー/レイクミシガン



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プロフィール

根本ヒサシ

Author:根本ヒサシ

映像技術を勉強中の学生。
日本大学芸術学部の映画学科在籍。
コツコツとチマチマとやっています。

詳細なプロフィールはこちら

学生ドキュメンタリ映画
『911の子どもたちへ』 撮影
http://911children.com/


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